Secrid Miniwallet Rangoブルーチタンレザー財布sc5557

Secridのこの財布は、とても気に入っている。

色も素材感もスライドするとシュバッと出て来るカードのギミックも申し分ない。 

 

シンガポールの生活はこれだけで十分である。

 

カードは中に5枚、表と裏に一枚ずつで7枚入る。

出す必要がない表面には交通カード。基本これでカードを出さずにピッと電車もバスも乗れる。

出しにくい裏面にはクラブのカードたまにしか使わない。スライドさせるとシュバッと5枚出て来る中には、銀行カード、クレジットカード、家の鍵、会社の鍵、身分証明書の5枚。この7枚だけ持っていれば十分である。

 

また忘れてはいけないのは、お札もなんだかんだで結構入る。8枚くらいなら余裕である。十分である。

 

ちなみに私は、この財布をダブリンで8000円以下で買ったと思うのだが、どこからどう見ても同じものが日本のAmazonで44000円で売っていてめちゃくちゃビックリした。海外で買えば安いのだろうか。

 

 

Apple watch Nikeスポーツバンド (オブシディアン/ブラック)

あのよくCMで見る穴が沢山空いてるバンドである。

 

僕はApple Watchは、3になるまで興味が無かったのだが、3になった時に急に欲しくなった。買うかどうかで結構迷った。複数の国のAppleショップに行って実物をよく見た。

 

Appleショップの店員はどこの国でもフレンドリーに話しかけてくる。当然Apple Watch本体のことにしか僕は興味が無いのだが、どこの国のショップの店員も「このバンドが良い。」「このフルオロエラストマーが。」と説明してくるのだ。

 

いや、俺はバンドじゃなてApple Watchの話がしたいんだ。「さては、商品への愛が強すぎて推すところがわからなくなってるな。」「いやいやむしろ実際使ってみると推すところがなくて、バンドくらいしか褒めようが無いのかな。」なんて、フレンドリーに話しかけてくる店員たちと会話するたびに感じていた。

 

散々考えたあげく、結局 Apple Watchとわざわざ穴が沢山空いたこのバンドを買ったのだが、Apple Watchも良いが、とにかくこのバンドが良い。

 

パット見は、シリコンと同じような見た目だが、質感がシリコンとは全然違うのだ。

 

僕が、あのゴツくて重いSuunto KAILASHから乗り換えたから余計にそう思うのかもしれないが、毎晩寝る時にまでApple Watchを着けていても全く苦に感じない。それがこのフルオエルエラストマーの穴穴バンドなのだ。

 

Apple Watchを買おうか迷っている人は、このバンドを理由に買っても良いと思う。

Apple Watchを持っている人。このバンドを買わないと損だ。

半年間毎日腕に着けていた人間の意見である。

 

ちなみに、僕のApple Watchは38mmだが、リンクの貼り方がわからなかったので下のは42mmになっている。

 

 

BLUE GIANT SUPREME (4)

作品が進化している。

 

作者の石塚真一氏は私の二個年上、ちなみにワンピースの尾田栄一郎氏は私の二個年下である。

同年代の大成功しているプロフェッショナルを2人並べてわざわざ比較することもないし、たった数人のキャラクターを深く掘り下げることを目的にした作品の作者と何百人ものキャラクターをかき分けることを目的とした作品の作者とを並べて語ることにはなんの意味はないのだが、つい年齢を並べて語りたくなったというのが4巻の感想だ。

たぶん、Blue Giantこそが、今、日本で一番売れている漫画であって欲しいと思ったから、つい比較したくなったのだと思う。

 

僕はワンピースも好きだし、尾田氏の表現手法も常に様々な方法を模索している感じはする。尾田氏もいろいろ模索はしているのだが、尾田氏「表現者として進化している」と感じたことはもうかなり前から無い。表現者としての尾田氏が伸び盛りだと感じたのは、×が書かれた腕を皆で空に掲げたシーンが最後かもしれない。

 

一方で、46歳の石塚氏はここに来て明確に表現者として更に進化しているように感じるのだ。

 

大がドイツに来て、SUPREMEになってからも、大に負けないように石塚氏もこれでもかと様々な表現方法を模索してきたように感じたし、だからと言って決してすべての試みが成功しているわけではないようにも感じていた。

ドラムが、チーッチチ チーッチチ チーッチチとリズムを刻むところから始まる曲のように、繊細にそれでいて力強く読者の期待を引っ張りながら続いてきた1〜3巻があり、ついに4巻で、彼が模索してきた表現方法の積み重ねが、まるで4つの楽器が同時に共鳴しながら鳴っているかのように花開いた気がする。ストーリー上もついにメンバーが揃ったこともそう感じる理由かもしれないし、進化したのではなく、ストーリーを際だたせるために、メンバーが揃う瞬間までわざと一気に鳴らさなかったのかもしれない。 

40代半ばの男性が描く作品なのに、ストーリーだけでなく、作者の表現方法の幅がまた瑞々しく次のフェーズに到達したと僕に感じさせる理由はどこから来るのだろう。

まだ二度しか読んでないが何度も読み返しながら探って行こうと思う。私はBlueGiantが10巻で終わることを1巻から決めていたのだと思っているが、このSUPREMEも10巻で終わることを前提とした中での4巻なのであれば4巻を何度も読んでも正解はわからず、10巻まで読めばわかるのかもしれない。

 

自分に過剰に課してしまっていた自分の生き方を、「月が綺麗だったから。」ちょっと変えてみようかなと思う。作中の彼よりちょっと年上の自分の過去にも、そんなことがあったし、月が綺麗だったから生き方を変えてみて良かったなと思う人生を送れてきて良かったと心のそこから思った。

 

もし、何らかの理由で、BLUE GIANTを知らずにこの文章を読んでしまった方が居たら、騙されたと思って(前作にあたる)BLUE GIANTの1巻〜10巻まで一気に読んで欲しい。きっと貴方の人生に変化があるはずだから。

 

 

 

Bose SoundLink Revolve+

スマートスピーカーが話題の昨今だが、ただ音が鳴るだけのスピーカーを買った。

 

Bluetoothの持ち運び可能なちっちゃなスピーカーにしてはしっかりとした音が鳴る。

僕は、BOSE製品の音は特に好きなわけではない。

たまに行く店の大将にドヤ顔で「大盛りにしときましたよ〜。」と言われ、こちらからは何も頼んでもないし、むしろ小盛りで良かったのにと思う時の気分になるような、BOSE製品の「重低音大盛りにしときました〜。」的な押し付け感が比較的少ない音ではある。大盛りではあるけど。

 

この製品はサイズが二種類ある。色も二種類ある。色は黒い方で迷いは無かったのだが、大きい方にするか、小さい方にするかは店で視聴させてもらってかなり悩んだ。

ネットを徘徊していると、どっちのサイズが良いかには色々な意見はあるようだが、僕にはやはり大きい方がしっかりした音が出ている気がしたし、使ってみて思うのはこのダサいとしか思えない取っ手が思っていた以上に役に立つのだ。大きい方にして良かったと思う。

 

360度方向に音が出るせいか、置く場所によって音の印象がかなり変わる。

そんなところで楽しめることも含めて、ポータブルスピーカーが欲しいと思う人には、ちょっと値段が高いが、おすすめできる商品である。